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山谷 哲夫
宝島社
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のっけの記述「年収 500 万円前後の B 級自由民」云々・・で「俺にはカンケーなかった本か」と気付きました。Amazon の書評欄では「全共闘オヤジの自分語り」「B 級の定義があいまいで主観的」等のコメントが投稿されていましたが、これは社会を考察する本というより、著者の「自伝」です。著者はドキュメンタリー系のルポ・ライター、そして映画製作者とのこと。それを鑑みると、なんとなく上のツッコミにも納得できます。何かを語る時にどうしても「俺が俺が」になってしまう。半径 50 センチ的な評論。クリエイター志向が強い人に多いです(有名な小説家や芸能人が書く新書は別にこれで良いんですが)。特定の世代・階層の人だけに向けて書かれているような印象は否めません。
個人的には、学者の書いた硬すぎる新書よりは全然良いし、オヤジ臭も気にならず、知ってる場所も結構登場したりして、身近に引き寄せて読むことができました。それと、この人の暮らしぶり(自称 B 級)は全然恵まれていると思います。
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